朝倉未来1年チャレンジ1期生で、RIZINデビューが決まったヒロヤの対戦相手が、THE OUTSIDER初代王者の伊藤裕樹になった。
超（スーパー）RIZIN2大会（7月30日、さいたまスーパーアリーナ）で、58キロ以下で戦う。5日、朝倉未来のYouTubeで発表された。2人は、榊原信行CEOと会見に登場。ヒロヤが「チャンスをいただいたので、必ずものにします。それを出来る男だと自分は思っている」と意気込みを口にすると、伊藤は「こんなDEEPでも勝てていない中堅選手が僕とやるということなので、しっかりRIZINの舞台でボコボコにしたいと思います」と挑発した。
ヒロヤと同じ1年チャレンジの西谷大成が、RIZIN43（6月24日、北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ）で先にデビュー。ただ敗戦したことで、ヒロヤは「敵を討ちたい」と朝倉に懇願。榊原CEOにも直訴し、今回の出場となった。互いの印象を問われると、ヒロヤはRIZIN42（5月6日、有明アリーナ）で、伊藤が山本アーセンに判定負けした試合を挙げた。「そんなに寝技とかもあんまりできないんだなと。自分でも全然ここは勝てるんじゃないかなと正直思います」。すると、伊藤は「DEEPでもBreakingDownでも中堅以下の雑魚だと思います」とニヤリと笑い「頑張れよ1分」とさらに挑発したところで、つかみ合いに発展した。榊原CEO、スタッフらが何とか制止する事態となった。
ヒロヤは負ければ、格闘技引退を公言している。「普通にRIZINが決まったわけではない。未来さんのおかげで決まっているというのもあるし、ここは求められているものや試されているものがすごくあると思っている。勝ちたいといかより、負けれない試合になってくると思う」と、鬼気迫る表情で話した。伊藤は「朝倉未来の名前があるから、ここで組まれているじゃないかなと思います」とバッサリ切り捨てた。
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