格闘家でYouTuberの朝倉未来（30）が3日、自身のチャンネルに新たな動画を公開し、『朝倉未来1年チャレンジ』の1期生のヒロヤ（25）のRIZIN参戦について、榊原信行社長に直談判する動画を公開した。
先月24日の『RIZIN.43』で、“朝倉未来の弟子”こと西谷大成（26）がRIZINデビューを果たしたが、“怪物くん”こと鈴木博昭（37）の強烈なカウンターパンチを浴びてTKO負けを喫した。念願だったRIZINデビューを勝利することができず、リング上で西谷は涙を流して悔しがった。
その試合から約1週間後に公開された動画「RIZINの社長に直談判しにきた」に未来、西谷、ヒロヤの3人が登場。西谷が「結果出したかったですね、マジで」無念さを語ると、未来も「俺と（RIZINデビューが）同じ歳だったからさ、26で」と期待していたことを明かす。今後に向けて「DEEPで上位陣に食い込んでいけると思う」と目標を伝えると、西谷も「1から頑張っていきます」と前を向いた。
そして、西谷とともに1期生とし練習を重ね、西谷の試合のセコンドにもついたヒロヤが「結果は結果で仕方ないけど、西谷くんはRIZINの中堅選手よりも全然強いと思う」「ああいう負け方をした1回でもしたからって、『まだまだだよ』って言われたり批判されることに、感じるものがある。もっと戦っていける強さがある」と無念さを語った。
そして、「自分の中で敵（かたき）じゃないですけど、取りたい。簡単に出られる舞台じゃないけど、俺らは本当にもっとできるんで、それを証明できなかっただけ。それを自分が証明できれば、西谷くんもできるんだって思ってもらえるんじゃないか」とRIZIN参戦を未来にアピールした。
未来は「格闘家は試合が一番大事。練習が強くても試合で勝つやつが一番強い」と格闘家の厳しさを説いたが、ヒロヤは「3年間ずっと頑張ってきた朝倉未来チャレンが弱いって思われてると思うけど、全然通用すると思うので」と真剣に訴える。
師匠でありファイターである未来は、RIZINという舞台のハードルの高さを説明したが、自身が出場する『超RIZIN.2』にはBreakingDownの選手が出るメリットも考え、「ヒロヤくんのRIZIN参戦を榊原社長に直談判しようと思います」と決断。そのままヒロヤとともにRIZINの事務所を訪れた。
突然の訪問を受けた、榊原社長はどのような決断を下すのか。動画ではその答えが描かれる。
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