5月21日(日)、東京・プリズムホール(東京ドームシティ内)開催『BreakingDown8』の目玉である“日韓対抗戦”。ブレダウの顔とも言える飯田将成が、MMAファイターのパク・ウォンシクとメインで争うことが決まったが、流石の飯田も今回の相手はヤバすぎるのでは?との声がネット上で多く上がっている。
11日に公開されたオーディション映像に登場し、MMA15勝の第4代HEATライト級王者として紹介されたウォンシク。「一番強い飯田とやりたい。この中ならまだ強そうに見える」と挑発しながら飯田を指名。飯田は「(対戦は)全然大丈夫」と快諾。両者はしっかりと睨み合い、その場を盛り上げた。 対戦カード発表する際、朝倉未来が「(相手は)飯田選手より正直、実績は全然上。どうなるんでしょうね」と言葉少なに語るなど、飯田にとってかなり不利なマッチメイクであることを暗に仄かした。 では、このウォンシクとは誰か。この名前を聞いただけでは、一瞬、誰?と思った格闘ファンはいたかもしれないが、彼があのパーキーだと知れば、彼が“本物”であることを思い出すファンは少なくないだろう。 現在36歳のウォンシクは、パーキーのリングネームを持ち、2009年から13年にはDREAM、DEEP、戦極など日本のMMAのリングで活躍した韓国強豪ファイター。坪井淳浩、弘中邦佳、吉田善行らと激闘を繰り広げた。 最後の試合は、20年1月のHEATライト級王座決定戦。草・MAXに判定勝利し王座獲得。以来、戦いの舞台からは遠ざかっていたが、今回のブレイキングダウンで久々の勇姿が見られる形だ。 相手をドクターストップに追い込む、その凶暴すぎる戦いぶりから“壊し屋”の異名を持っていたウォンシク。 勝利試合のほとんどは1R決着で、キャリア15勝のうち12フィニッシュ(8KO・4一本)と決定力が高く、アグレッシブなファイトスタイルだが、1分間で決着を求めるブレイキングダウンのルールにはもってこいではないだろうか。 お互いのプライドを賭けた激闘が期待される日韓戦。“大将戦”とも言うべきメインで、飯田は、このウォンシク相手に勝利を手にすることはできるのか。期待したい。
eFight
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